SMB2をサポートした「Samba 3.6.0」が登場
http://sourceforge.jp/magazine/11/08/10/0413213
さっそくwingリポジトリを利用させていただきインストールしました。
うんでSMB2.0を利用するために”max protocol = SMB2″を設定、と。
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SMB1.0と2.0の違い(ざっくらばん)
・1パケット辺りでやりとり出来るSMBコマンドの数が増えた
・バッファサイズが大きくなった
→遠隔地でのファイルのやりとりや、1サーバに対して複数ユーザがアクセスするような環境では改善されます
下画像が当方の環境での計測結果です。
1ユーザでLAN上での計測結果なんで以前とほぼ変わってませんが、一応のせときます。
拙い経験からですが、「福岡営業所から東京本社のファイルサーバへアクセス」などといった、100ms以上の遅延が発生する
ネットワークを経由する場合は若干早くなります。とはいっても(環境にもよりますが)糞高いWAN高速化装置を導入したほどじゃあないです。
「日常的に使うなんて無理!無理!」から「これも忍耐修行の一環か・・・」くらい。
次はWindows Server2008R2から採用されているSMB2.1への対応でしょうか。
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上記計測環境
クライアントPC :Windows 7 64bit
Sambaサーバ :CentOS 5.6(samba3.6.0)
通信経路 :[PC] → [CentreCOM GS908M(L2SW] → [CentreCOM 9424T/SP-E(L3SW)] → [Sambaサーバ]
ネットワーク遅延 :1ms以内