以下が最終的なコンフィグとなります。
ip dhcp profile hogehoge assignable-range 192.168.0.1 192.168.0.253 subnet-mask 255.255.255.0 default-gateway 192.168.0.254 dns-server 192.168.0.254 lease-time 86400 interface FastEthernet0/0.0 |
各行の解説
ip dhcp profile hogehoge |
[hogehoge]部分は自分でわかりやすいように書いて良いです。
当方はDHCPを設定するセグメント(例192.168.0.0)を書いてます。
assignable-range 192.168.0.1 192.168.0.253 |
DHCPで配布するIPアドレスの範囲を自由に指定できます。192.168.0.41~192.168.0.49等でもOKです。
しかし、限界値はサブネットマスクによります。
例えば、24ビットマスクの場合は1~254からデフォルトゲートウェイアドレス(ルータのLAN側IFアドレス)を
除いた範囲となります。
ここでは、仮にルータのIPアドレスは192.168.0.254としてます。
subnet-mask 255.255.255.0 |
サブネットマスクを指定します。普通は24ビット(255.255.255.0)でOKでしょう。
上記で指定した配布範囲より大きくします。
配布範囲を192.168.0.1~192.168.0.200を指定してるのに、サブネットマスクが
27ビット(192.168.0.1~192.168.0.30)はできません。
default-gateway 192.168.0.254 |
デフォルトゲートウェイアドレスを指定します。
ルータのLAN側に繋いでるインターフェースIPアドレスでOKです。
dns-server 192.168.0.254 |
デフォルトゲートウェイと同じIPアドレスでOKです。
lease-time 86400 |
DHCPで配布したIPアドレスの保持期間で、単位は秒です。
86400で24時間となります。
時間を過ぎたら再接続不可といわけではなく、一端リースした後直ぐに再配布されます。
interface FastEthernet0/0.0 description ###To LocalLAN ip address 192.168.0.254/24 ip dhcp binding hogehoge no shutdown |
上記で設定したDHCPの設定(今回はhogehoge)をインターフェースに適応させます。
IPアドレスはデフォルトゲートウェイアドレスやDNSサーバで指定したIPアドレスです。
設定したインターフェースに繋いだ場合に限って、DHCP動作しますので
他のインターフェースに繋いでもDHCPは動作してくれません。
今回は0/0.0にしてます。
今回はIX2015でDHCPでしたが、規模が大きいネットワークとなるとDHCP専用サーバを構築して
そこまでDHCPリレーで繋げることになると思います。
当方が勤めてるグループではInfoblox製DNS ONEというヘタレアプライアンスサーバを使ってます。
http://www.infoblox.co.jp/products/dnsone_overview.cfm
パフォーマンスは…、使い勝手は…。ここで細かく書くと不満が爆発して訴訟沙汰になるので割愛。
残業時間が普通に100時間/月越えてきました…。