IX2015でDHCP

以下が最終的なコンフィグとなります。

ip dhcp profile hogehoge
assignable-range 192.168.0.1 192.168.0.253
subnet-mask 255.255.255.0
default-gateway 192.168.0.254
dns-server 192.168.0.254
lease-time 86400

interface FastEthernet0/0.0
description ###To LocalLAN
ip address 192.168.0.254/24
ip dhcp binding hogehoge
no shutdown

各行の解説

ip dhcp profile hogehoge

[hogehoge]部分は自分でわかりやすいように書いて良いです。
当方はDHCPを設定するセグメント(例192.168.0.0)を書いてます。

assignable-range 192.168.0.1 192.168.0.253

DHCPで配布するIPアドレスの範囲を自由に指定できます。192.168.0.41~192.168.0.49等でもOKです。
しかし、限界値はサブネットマスクによります。
例えば、24ビットマスクの場合は1~254からデフォルトゲートウェイアドレス(ルータのLAN側IFアドレス)を
除いた範囲となります。
ここでは、仮にルータのIPアドレスは192.168.0.254としてます。

subnet-mask 255.255.255.0

サブネットマスクを指定します。普通は24ビット(255.255.255.0)でOKでしょう。
上記で指定した配布範囲より大きくします。
配布範囲を192.168.0.1~192.168.0.200を指定してるのに、サブネットマスクが
27ビット(192.168.0.1~192.168.0.30)はできません。

default-gateway 192.168.0.254

デフォルトゲートウェイアドレスを指定します。
ルータのLAN側に繋いでるインターフェースIPアドレスでOKです。

dns-server 192.168.0.254

デフォルトゲートウェイと同じIPアドレスでOKです。

lease-time 86400

DHCPで配布したIPアドレスの保持期間で、単位はです。
86400で24時間となります。
時間を過ぎたら再接続不可といわけではなく、一端リースした後直ぐに再配布されます。

interface FastEthernet0/0.0
description ###To LocalLAN
ip address 192.168.0.254/24
ip dhcp binding hogehoge
no shutdown

上記で設定したDHCPの設定(今回はhogehoge)をインターフェースに適応させます。
IPアドレスはデフォルトゲートウェイアドレスやDNSサーバで指定したIPアドレスです。
設定したインターフェースに繋いだ場合に限って、DHCP動作しますので
他のインターフェースに繋いでもDHCPは動作してくれません。
今回は0/0.0にしてます。

今回はIX2015でDHCPでしたが、規模が大きいネットワークとなるとDHCP専用サーバを構築して
そこまでDHCPリレーで繋げることになると思います。
当方が勤めてるグループではInfoblox製DNS ONEというヘタレアプライアンスサーバを使ってます。
http://www.infoblox.co.jp/products/dnsone_overview.cfm
パフォーマンスは…、使い勝手は…。ここで細かく書くと不満が爆発して訴訟沙汰になるので割愛。

残業時間が普通に100時間/月越えてきました…。

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